マインツは30日、2015-16シーズンに向けてFC東京から日本代表FW武藤嘉紀を獲得したことを発表した。同選手と2019年まで契約を結ぶことを伝えている。

30日に行われたFC東京柏レイソル戦の後、自身の口からマインツに移籍することを発表した武藤。その後マインツも公式ウェブサイトを通じて、同選手のブンデスリーガ加入を伝えている。

マインツの発表では、クリスティアン・ハイデルGMゼネラルマネジャー)とマルティン・シュミット監督のコメントが紹介されている。ハイデルGMは次のように武藤を歓迎した。

「我々の探していたサイド攻撃におけるクオリティーを武藤嘉紀が持っていると確信していたため、東京での交渉で彼を熱心に誘ったのだ。彼を説得できたことを喜んでいる。スポーツ面において、彼がマインツの展望を選んでくれたことはなおさら喜ばしい」

シュミット監督は次のように語った。

「我々は武藤嘉紀をしばらくの間視察していた。彼がマインツと我々のプレースタイルにフィットすることを信じていたからね。彼はスピーディーで、機敏な動きを見せられるウィングに最適なアタッカー。我々のクオリティーを高めてくれる」